危ない会社と安心できる会社の見分け方

※危ない会社

  1. 書面契約をしない会社は紛争で負けたり損害を蒙ることが多いので危ない。
  2. 経審のY評点が500点以下なら危ない。300点以下ならいつ倒産してもおかしくない。
  3. 自己資本率が30%以下、借入金が多額というのは危ない。しかし決算書からは倒産の予測はなかなか出来ないというのが、税理士の見解。
  4. 社長が2代目の超ワンマンで、有能な社員の忠告を無視するタイプ。
  5. 赤字承知で工事を次々受注する会社は危ない。
  6. 社内が乱雑でよく片付いていない会社は、その職場に愛社精神が欠如している会社だから危機に弱い。

※一応安心できる会社

  1. 書面による契約を強く要求してくる会社。
  2. Y評点が一応700点以上ある会社。
  3. 自己資本率が一応30%以上あり借入金が殆どない会社。決算書の資本の部が豊かな会社。
  4. 受注した工事は絶対に赤字にしない会社。
  5. 支払いがきちんと決まったサイトで行われる会社。
  6. ISOをよく機能させ、社員が張り切って業務改善に取り組んでいる会社。
  7. 事務所内、資材置き場、工事現場が整然と片付けられている会社

※倒産直前の兆候

  1. 支払サイトを延ばしてくる。
  2. 功労社員や有望社員或いは総務責任者が退職する。
  3. 分社化が行われる。
  4. 手形が不渡りとなり、あの会社は危ないといううわさが広がる。
  5. 下請け業者が、前金をもらわないと仕事をしないと言い出し、工事が中断される。
  6. 会社にいくら電話してもだれも電話に出てこない。事務所は以前よりもいっそう乱雑になっている。
  7. 日中の社長の居場所がだれにも知らされてないことが多い。社長は無精ひげで寝不足顔になる。実は社長はこっそりと弁護士事務所等に行っているのだ。
  8. それから1~2週間くらいした月末の支払予定日の前日に突然社員に解雇通知が行われ、弁護士から、破産手続きための破産受任通知がFAXで全債権者に一斉に送達される。
  9. その日から会社の玄関に張り紙がされ、施設は厳重に施錠され、出入りが出来なくなる。車両もすべてロックされる。これでご臨終。後は破産宣告と清算という葬式が順次行われる。
  10. ちなみに、残された資産はまず第一に税金の支払いに充当され、次に全従業員の退職金が支払われて、最後に残った資産は債権額に大きいものから比率で分配されることになるが、倒産するような会社にはそもそも目ぼしい資産などないのだから、債権の回収などまったく出来ないのがふつう。あきらめるしかない。